ぼくと社会学

社会学という学問があり、私も学生時代は一応であるが門を叩いたものである。

では社会学とは何をする学問なのだろうか?経済学は経済を考え、教育学は教育についてを考える。そういえばなんとなくわかる。

が、社会学はというと、ピンとこない。社会について学ぶといわれても社会って?このような質問は何度かされ、私も実のところまだはっきりと概要を伝えることができない。問いかけ中である。その場しのぎのために、人と人との死生観の違いとか、福祉関係のことを学べるよといっている。浅いと思う。

大学を出てこれらが役立っている実感はあまりないが、今でも社会学を考えていることはきっといいことなのだろう。あまり、一方的な批判というか、狭窄的な物言いはしなくなった。物事には、個人が原因とする考えと社会全体に原因があることを知ったからだ。

このようなことを踏まえると、社会学とは、「他者を考える学問」なのだろう。